JavaScriptの文法まとめ_01_変数

JavaScriptの文法の簡単なまとめです。


変数
変数の宣言時には、varキーワードを使います。
変数のスコープは、ローカルとグローバルがあります。

var g = 0; //グローバル
function f()
{
	var l = 100;	//ローカル
}

ローカル変数は関数内のみ有効で、グローバル変数はプログラム内全てで有効です。



varキーワードを付けずに宣言された変数は、暗黙のグローバル変数になります。

var g = 0; //グローバル
function f()
{
	var l = 100;	//暗黙のグローバル
}

暗黙のグローバル変数のスコープは、通常のグローバル変数と同じです。



JavaScriptにはブロックスコープがありません。C++などでブロックスコープとなる位置で宣言された変数は、全て関数内のみ有効なローカル変数になります。

function f()
{
	for(var i=0; i<10; i++)
	{
		document.write("Hello <br>");
	}
	document.write(i);	//参照できる
}

定義されていない変数を参照すると、undefinedという値が入っています。

function f()
{
	document.write(i); //undefined
	for(var i=0; i<10; i++)
	{
		document.write("Hello <br>");
	}
}

 


JavaScriptは動的型付けなので、同じ変数に文字列や値などを代入できます。

function f()
{
	var l = 100;	//ローカル
	l = "abc";
}