2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

44項 アルゴリズムより同名のメンバ関数を優先して使おう

アルゴリズムより同名のメンバ関数を優先して使おう 連想コンテナのcountやfind、listのremoveなど、アルゴリズムと同名のメンバ関数があるときは、メンバ関数を使うべきです。 理由は、メンバ関数のほうが高速であることと、コンテナとの結びつきが緊密であ…

43項 独自に作成したループよりアルゴリズムの呼び出しを優先して使おう

独自に作成したループよりアルゴリズムの呼び出しを優先して使おう アルゴリズムはループより効率的で、エラーが発生しづらく、単純明快でわかりやすいことが多いです。 なので、独自に作成したループよりアルゴリズムの呼び出しを優先して使うべきです。

42項 less<T>がoperator<を意味することを確認しよう

lessがoperator less<T>は、Tのoperator<を呼び出します。 less<T>の動作を変えると、最小意外性の原則に反するので、動作を変えてはいけません。

41項 ptr_fun、mem_fun、およびmem_fun_refの使用理由を理解しよう

ptr_fun、mem_fun、およびmem_fun_refの使用理由を理解しよう

40項 ファンクタクラスを変換可能にしよう

ファンクタクラスを変換可能にしよう 関数アダプタを使うときには、4つのtypedef(argment_type, first_argment_type, second_argment_type, result_type)が必要です。 ファンクタクラスを関数アダプタに渡すときは、そのクラスをunary_functionかbinary_func…

39項 述語を純粋関数にしよう

述語を純粋関数にしよう

38項 値渡し用のファンクタクラスを設計しよう

値渡し用のファンクタクラスを設計しよう

37項 範囲に関する要約情報を取得するには、accumulateまたはfor_eachを使おう

範囲に関する要約情報を取得するには、accumulateまたはfor_eachを使おう

36項 copy_ifの正しい実装について理解しよう

copy_ifの正しい実装について理解しよう

35項 mismatchまたはlexicographical_compareを使って、大文字小文字を区別しない単純な文字列比較を実装しよう

mismatchまたはlexicographical_compareを使って、大文字小文字を区別しない単純な文字列比較を実装しよう この項のまとめは省略します。

34項 ソート済み範囲を必要とするアルゴリズムに注意しよう

ソート済み範囲を必要とするアルゴリズムに注意しよう

33項 ポインタのコンテナには注意してremove風アルゴリズムを使おう

ポインタのコンテナには注意してremove風アルゴリズムを使おう 生のポインターのコンテナにremove風アルゴリズムを使うと、リソースリークが起こります。 スマートポインタのコンテナを生のポインターのコンテナの代わりに使えば、リソースリークを防げます。

32項 本当に削除したい場合は、remove風アルゴリズムのあとにeraseを使おう

本当に削除したい場合は、remove風アルゴリズムのあとにeraseを使おう

31項 ソートの選択肢を知っておこう

ソートの選択肢を知っておこう

30項 出力先範囲の大きさを確認しよう

出力先範囲の大きさを確認しよう

29項 1文字ごとの入力にはistreambuf_iteratorの使用を考えよう

1文字ごとの入力にはistreambuf_iteratorの使用を考えよう

28項 reverse_iteratorの基底iteratorの使い方を理解しよう

reverse_iteratorの基底iteratorの使い方を理解しよう

27項 コンテナのconst_iteratorをiteratorに変換するには、distanceとadvanceを使う

コンテナのconst_iteratorをiteratorに変換するには、distanceとadvanceを使う

26項 const_iterator、reverse_iterator、const_reverse_iteratorよりiteratorを優先的に使おう

const_iterator、reverse_iterator、const_reverse_iteratorよりiteratorを優先的に使おう insertとeraseは常にiteratorを必要とします。必要がない限り、わざわざconst_iteratorやreverse_iterator、const_reverse_iteratorを使う必要はありません。

25項 標準以外のハッシュコンテナに慣れよう

標準以外のハッシュコンテナに慣れよう STLには、ハッシュコンテナがありません。(C++11では、unordered_set, unordered_multiset, unordered_map, unordered_multimapが追加されました。) SGI STLやSTLportにはハッシュコンテナが用意されています。

24項 効率を重視するときは、map::operator[]とmap::insertの選択に注意しよう

効率を重視するときは、map::operator[]とmap::insertの選択に注意しよう

23項 連想コンテナをソート済みvectorに置き換えることを考えよう

連想コンテナをソート済みvectorに置き換えることを考えようソート済みvectorが連想コンテナより優れている点は、メモリ使用量が少ないことと参照の空間的局所性が高いことです。 欠点は、常にvectorをソート済みにしておかなくてはならないということです。…

22項 setとmultisetのキーのインプレース変更を避けよう

setとmultisetのキーのインプレース変更を避けよう

21項 等しい値に対して比較関数が常にfalseを返すようにしよう

等しい値に対して比較関数が常にfalseを返すようにしよう

20項 ポインタの連想コンテナに対する比較の種類を指定しよう

ポインタの連想コンテナに対する比較の種類を指定しよう

19項 等価と等値の違いを理解しよう

等価と等値の違いを理解しよう

18項 vector<bool>は使わないようにしよう

vector<bool>は使わないようにしよう

17項 余分な容量を取り除くには、swap技法を使おう

余分な容量を取り除くには、swap技法を使おう 余分な容量(コンテナが確保しているメモリ容量)を取り除くには、下のように書きます。 vector<type>(v).swap(v); まず、"vector(v)"でvectorの一時オブジェクトを作成します。 このコピーコンストラクタで作られた一時</type>…

16項 vectorとstringのデータをレガシーAPIに渡す方法を学ぼう

vectorとstringのデータをレガシーAPIに渡す方法を学ぼう

15項 stringの実装の違いに注意しよう

stringの実装の違いに注意しよう stringの実装は、処理系ごとに異なります。参照カウントの有無やstringオブジェクトの大きさの違いなどです。 charの配列よりstringを使うべきですが、高いパフォーマンスが要求される場合は、stringの実装にも目を向ける必…